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2004-2005UEFAチャンピオンズリーグ決勝観戦にパブへ繰り出す!

2004-2005UEFAチャンピオンズリーグ決勝観戦にパブへ繰り出す!

〜2005年5月25日 ブリティッシュパブ「FooTNiK」に潜入レポ〜
誰が予想したであろうか、この組み合わせ。
UEFAチャンピオンズリーグ決勝戦:ACミラン対リバプールFC戦を観戦

 私は、リバプールのファンでも、ACミランのファンでもない。特に、どちらのチームに思い入れがあるという訳ではないのだが、「UEFAチャンピオンズリーグ」だけは欠かさない。対戦カードがどうあれ、決勝戦は絶対に観ると決めているのだ。ちなみに、去年は「ASモナコvsFCポルト」という地味なカード(両チームのファンのみなさん、すみません。。)だったので、自宅TV観戦。CLの決勝と言って忘れられないのは、98-99シーズンの「マンチェスターU対バイエルンミュンヘン」でしょう。あの時のマンUには神がかったものがありましたね。 ※まだ観てないよ、という方は是非ご覧になって下さい。欧州サッカー好きのオーナーさんや店長さんがいるお店なら、だいたいビデオなどを持っていると思いますので、仲間を集めての鑑賞会などいかがでしょう?

 さて、本題。そんな訳でやって来たのは、フットボールパブとして有名な恵比寿のFooTNiK。試合開始は日本時間では28時頃。私は深夜24時前にお店に行ったのだが、もう席は確保できなかった。ちなみに、キックオフの1時間前位にはもう店内は満員電車に近い状態。リバプールのファンが8、ACミランのファンが1、残り1が私のような観光気分のサッカーファン、といったところだろうか。全体の内、2〜3割がイギリス人を中心とした外国人。

 ビールを結構飲んだので、もう既に出来上がっている状態だったのだが、いざ、キックオフになると流石に緊張する。リバプールファンによる“You’ll never walk alone”の大合唱で私も一機に戦闘モード。この後も試合後まで含め、20回以上聞くことになるのだが(笑)。

 前半の3−0で試合は決まったと思った。チャンピオンズリーグのトロフィーはACミランが、持って行くものだと。でも、不思議とハーフタイムで帰宅するファンは殆どいなかったんですよ、これが。私がリバプールのファンだったら、ハーフタイムを待たず家に帰ってるだろうなぁ・・・。お店に残った彼らは最後まで信じていたようだ。

 この後に起こるドラマは皆さんご存知の通り。後半は同点においつき、延長&PKの末、リバプールがひっくり返す。試合が決まった瞬間の店内はもう凄いことになっていましたよ。ラッシュの満員電車が急加速急停止したように揺れ、訳のわからない喚き声と絶叫の嵐。ビールの液体が宙を舞い、私の背中には何故か氷が入っていた(笑)。

 実は、このお店「FooTNiK」のオーナーは大のリバプールファン。試合後、店内には、Queenの “We Are The Champion”が10回以上鳴り響き、リバプールファンの方々はYou’ll never walk aloneを既に枯れた声を張り上げならがら、歌い続ける。お店のオーナーはこの時のために、準備していたというシャンパンを店内に残っているお客さんに振る舞い、「次にこの喜びを味わえるのはいつになるか。」と言いながら、勝利の美酒に酔いしれていた。

 お店を出ると、スーツを着て会社へ向うビジネスマンの姿もちらほら。「このお店にいる人たちはこれからどうするんだろう。会社に行かなくていいのかな?一体全体、何をやっている人達なんだろう。」なんて考えながら、朝日がまぶしい中、帰宅するのであった。

大河原寛

1967年生まれ。東京都出身。
「スポカフェ」を運営するレストランプロモーション株式会社の代表取締役。スポカフェの記者としても不定期に「お店潜入レポート!」の記事を書く。